PTA | 手術 | 計 | |
---|---|---|---|
2015年度 | 258件 | 164件 | 422件 |
2016年度 | 338件 | 126件 | 464件 |
2017年度 | 434件 | 108件 | 542件 |
2018年度 | 529件 | 117件 | 646件 |
2019年度 | 513件 | 119件 | 632件 |
571件 | 58件 | 629件 | |
2021年度 | 596件 | 43件 | 639件 |
2022年度 | 594件 | 27件 | 621件 |
2023年度 | 628件 | 52件 | 680件 |
バスキュラーアクセスについては新規AVF造設36件、AVF再建26件、AVF閉鎖18件、人工血管留置15件、人工血管抜去5件、シャント瘤切除7件、上腕動脈表在化3件、長期留置カテーテル設置3件、その他20件でした。これらの数字には同時に複数の内容を含む手術の中で別々にカウントしたものも含まれます。VAIVTの内訳はPTAのみ481件、PTAおよび血栓除去43件、PTAおよびステント留置4件、その他1件でした。DSAのみ施行した症例は含まれていません。2018年10月より全身麻酔下で手術を行うことが可能となりました。2018年10月~2019年3月までに麻酔科専門医の管理のもと10件の手術が行われました。
2018年1月~同12月の1年間に当院に紹介をいただいたご施設は31施設に及び、さいたま市内が14施設、市外からは17施設でした。症例の内訳は外科手術85件、VAIVT318件となりました。
2019年度のアクセス治療実績は前年度とほぼ同数の632件となりました。VAIVTの内訳はPTAのみ462件、PTAおよび血栓除去46件、PTAおよびステント留置5件でした。DSAのみ施行した事例は含まれません。PTAの対象病変はAVF431件(84.0%)、AVG76件(14.8%)、CVS6件でした。術中の画像アシストはエックス線透視487例、エコーガイド21例、またIVUSを5例に併用しました。治療期間3か月以内の無報酬PTA、いわゆる「サービスPTA」は67件で全体のほぼ13%を占めていました。AVGに対しては計画的な治療介入を実施し、その結果昨年度当施設においてグラフトロスは1例も発生しませんでした。2019年10月には麻酔科専門医の管理のもとCAPD導入手術が行われ、腹膜透析診療が始まりました。
2019年4月~2020年3月の1年間に症例を紹介いただいたご施設は32施設に及び、さいたま市内が19施設、市外からは13施設でした。
バスキュラーアクセス関連総件数は629件, その内訳は外科手術が58件、カテーテルによる血管内治療が571件でした. 外科手術については複数の手術を一度に行ったケースは主目的の術式のみをカウントすることに表記を改めました.
手術の内訳にはAVF造設あるいは再建29件, 人工血管留置4件, 人工血管抜去5件, 上腕動脈/静脈表在化5件, シャント瘤切除3件などがあげられます.腹膜透析関連手術についてはカテーテル設置3件, 皮下トンネル変更2件となります.
カテーテル治療571件は全例PTAを実施した症例です.同時に血栓除去や血管内ステント留置を行ったものも含まれています. ステント留置3件はいずれも人工血管の静脈吻合部に適応した症例です.
昨年はほぼ1年を通して, 当院も新型コロナウイルス感染症の渦中にありました。患者さんの診療連携には少なからず支障が及んだにもかかわらず, 多くの施設から変わることなくご依頼を賜りましたことにあらためてお礼を申し上げます.
バスキュラーアクセス関連総件数は639件, その内訳は外科手術が43件,
カテーテルによる血管内治療が596件でした.
手術の内容ではAVF作製あるいはAVF合併症関連36件, 人工血管留置1件, 上腕動脈表在化5件があげられます. 腹膜透析カテーテル留置は1件でした.
カテーテル治療596件は全例PTAを実施した症例です. 同時に血栓除去や血管内ステント留置を行ったものも含まれています.
昨年も1年を通して新型コロナウイルス感染症の渦中にありました. 一時的に手術件数を制限させていただいたにもかかわらず, 多くの御施設から治療の依頼を賜りましたことにお礼を申し上げます.
総件数は680件, その内訳は外科手術が52件,
カテーテルによる経皮的血管内治療(PTA)が628件でした.
外科手術の内訳ではバスキュラーアクセス関連33件,そのうち人工血管留置は4件でした. 腹膜透析カテーテル関連は新規カテーテル留置6件を含む13件でした.
PTAを実施した628件には血栓吸引・除去を行った閉塞症例(48例)や同時に血管内ステント留置を行ったものも含まれています. 保険請求を行わない施術(いわゆるサービスPTA)は期間内に12件行われ,その比率は全体の1.9%でした.
多くの施設から大切な症例をご紹介いただきましてありがとうございました.血管アクセスならびに腹膜アクセスのさまざまなご要望に,当院はこれからも積極的にお応えしてまいります.